TinyCLR OS 環境構築方法(NUCLEO-F401RE)メモ
.NET MicroFrameworkが実質開発ストップしていますが、GHI Electronicsが分岐してシンプルにして(?)TinyCLR OSとして整備しているようです。
まだアルファ版ではありますが、現在公開されているTinyCLR OSの環境構築が上手くできたので、手順を書き留めておきます。
TinyCLRは未だアルファ版なので、リンクが切れたり手順が変更になったりする可能性があります。ご了承ください。
わたしの環境
作業前の、わたしのパソコン環境は次のとおりです。
- Surface Pro 4
- Windows 10 1703(15063.540)
- Visual Studio 2017 15.2(26430.16)
- NUCLEO-F401RE
Windows用デバイスドライバをインストール
NUCLEO-F401REのVirtual COMが認識されていない場合は、ここにあるデバイスドライバをインストールします。
VisualStudio拡張をインストール
ここにあるGHIElectronics.TinyCLR.VisualStudio.0.5.0.vsixをインストールします。
ファームウェアをデバイスにインストール
ここにあるNUCLEO-F401RE Firmware.0.5.1.binをNUCLEO-F401REのmbedドライブにコピーします。
アプリケーションを作って動かす
基本、これ。
ただし、下記2点が違います。
プロジェクトのプロパティでSerial接続にしてください。
NUCLEO-F401REをUSB接続する都度、ここにあるComInit.exeを実行してVirtual COMを設定変更する必要があります。(変更しないと、VisualStudioから接続できない)