TinyCLR OS 環境構築方法(NUCLEO-F401RE)メモ

.NET MicroFrameworkが実質開発ストップしていますが、GHI Electronicsが分岐してシンプルにして(?)TinyCLR OSとして整備しているようです。

まだアルファ版ではありますが、現在公開されているTinyCLR OSの環境構築が上手くできたので、手順を書き留めておきます。

TinyCLRは未だアルファ版なので、リンクが切れたり手順が変更になったりする可能性があります。ご了承ください。

わたしの環境

作業前の、わたしのパソコン環境は次のとおりです。

akizukidenshi.com

Windowsデバイスドライバをインストール

NUCLEO-F401REのVirtual COMが認識されていない場合は、ここにあるデバイスドライバをインストールします。

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VisualStudio拡張をインストール

ここにあるGHIElectronics.TinyCLR.VisualStudio.0.5.0.vsixをインストールします。

ファームウェアをデバイスにインストール

ここにあるNUCLEO-F401RE Firmware.0.5.1.binをNUCLEO-F401REのmbedドライブにコピーします。

アプリケーションを作って動かす

基本、これ。

ただし、下記2点が違います。

  • プロジェクトのプロパティでSerial接続にしてください。

  • NUCLEO-F401REをUSB接続する都度、ここにあるComInit.exeを実行してVirtual COMを設定変更する必要があります。(変更しないと、VisualStudioから接続できない)

matsujirushi.hatenablog.jp

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