Raspberry Pi向けMRAAパッケージを作る
MRAAのインストールは、「ソースからコンパイルだぜ!」という硬派なスタイルなのですが、毎度、コンパイルしていてはやっぱり面倒です。
そのため、.debパッケージを作ってみたいと思います。
ここでは、CMakeの情報を元にパッケージを生成する、CPackというツールを使うことにします。
ここを参考に、cmake ..
の直前まで実施します。
~/mraa/CMakeLists.txtの一番最後に、CPackに必要な情報を追記します。
set(CPACK_GENERATOR "DEB") set(CPACK_DEBIAN_PACKAGE_MAINTAINER "matsujirushi") set(CPACK_SYSTEM_NAME "armhf") set(CPACK_PACKAGE_VERSION_MAJOR "2") set(CPACK_PACKAGE_VERSION_MINOR "0") set(CPACK_PACKAGE_VERSION_PATCH "0") INCLUDE(CPack)
CMakeを実行。
pi@raspberrypi:~/mraa/build $ cmake -DCMAKE_INSTALL_PREFIX:PATH=/usr ..
すると、Makefileとともに、CPackが参照するCPackConfig.cmakeとCPackSourceConfig.cmakeというファイルが生成されます。
普通にビルドしてから、
pi@raspberrypi:~/mraa/build $ make
CPackを実行すると、
pi@raspberrypi:~/mraa/build $ sudo cpack
mraa-2.0.0-armhf.debの出来上がり!
まだちゃんと動作確認していませんが、、、
作った.debを置いておきます。