IoT ALGYAN 6周年イベントで「ALGYAN 6th IoT基板」をもらったので、ついでにnanoFrameworkを試してみます。
基板はこちら。イベントで配布されるのは部品が無い「生基板」だけですが、必要な部品セットが若松通商から販売しています。ここから購入して、ハンダ付けを苦しむ楽しむ必要があります。
楽しんだ様子のツィートはこちら。
ここからがnanoFramework。
久しぶりにnanoFramework公式サイトを見ると、以前よりもドキュメントが充実しています。
最初にやるべきは、Getting startedですね。
ESP32にファームウェアを入れる
先ずは、ESP32にnanoFrameworkのファームウェアを入れましょう。(やり方は、"Uploading the firmware to the board using nanoFirmwareFlasher"に書いてあります。)
コマンドプロンプトでdotnet tool install -g nanoff
を実行して、ツールをインストール。
次は、nanoff --target ESP32_WROOM_32 --serialport COMxx --update
を実行すれば良いみたい。わたしのPCでは、IoT基板がCOM14だったので、nanoff --target ESP32_WROOM_32 --serialport COM14 --update
を実行してみます。
ファームウェアがIoT基板にインストールされた。簡単すぎる。
Visual Studio拡張
次は、Visual StudioにnanoFramework開発に必要なツールをインストールします。("Installing and configuring Visual Studio 2019"に書いてあります。)
要するに、nanoFrameworkのVisual Studio拡張を入れれば良いみたい。"nanoframework"で検索すると見つかるので、"ダウンロード"をポチします。
新規アプリを作成、実行
nanoFrameworkのプロジェクトテンプレートが追加されています。Blank Applicationを選びます。
できました♪
実行(F5)すると、、、あれれエラーが。
”Device Explorerでデバイスを選択せよ”だそうです。
Device Explorerの出し方が分からないので、Visual Studioの検索に"device explorer"と入力して、、、見つかりました!
デバイスを選択して"Ping Device"をクリックすると、接続確認ができるみたい。
気を取り直して、実行(F5)!!! →再びエラーが。
プロジェクトが参照しているmscorlibとファームウェアの組み合わせに問題があるようです。
あれこれ試していますが、、、エラー解決できずorz
とりあえず、ファームウェア内のバージョンは、Device ExplorerのDevice Capabilitiesで表示することができることを知った。
まとめ
- nanoFramework、公式ドキュメント充実してる。
- ファームウェアのインストールは、専用ツールでチョー簡単。
- 開発ツール整備はVisual Studio拡張のみ。
- mscorlibとファームウェア不一致で実行に至らず。