Azure Sphere MCUのセキュア構造

12/20にPlutonの構造、機能に関するブログがポストされました。

azure.microsoft.com

全文を訳すのは自信が無いので、、、気になるポイントだけ箇条書きにしました。

Pluton Key management

  • Plutonは(シリコン)製造段階で自らのキーペアを生成しています。
  • これらのキーはe-fusesに入っていて永続的に保持します。
  • プライベートキーはソフトウェアで読み出すことはできません。(認められたファームウェアでも不可)
  • Plutonは2つのECCキーペアを生成しており、1つはリモート認証用、もう1つは汎用暗号化用です。
  • シリコン製造会社はマイクロソフトへパブリックキーを送付します。そうすることで、マイクロソフトは全てのAzure Sphere MCUを信頼します。

Pluton’s random number generator

  • Plutonは真の乱数ジェネレータを実装しています。(環境情報を使っている?)
  • Plutonの乱数ジェネレータはエントロピーを測定して、基準に満たない場合は乱数を配布しません

Pluton’s cryptographic helpers

  • 暗号化のタスクを(ハードウェアで実装することで?)高速化しています。
  • Hashing(via SHA2), ECC, AES

The benefits of secure boot

  • ECDSA(ECCキーペアを使用してデジタル署名をチェックするためのアルゴリズム)でチェックしている?
  • 全てのソフトウェア(ピース)はMicrosoftの署名が必要です。

Leveraging remote attestation

  • Plutonは、測定されたブートとリモートアテステーションのサポートをシリコンで実装しています。

手順が書かれているが、、、よくわからんorz
バイスがAS3をサーバー認証するだけでなく、AS3がデバイスを認証する、、、あたりの動きかな?

  • バイスが不健全なときは、AS3しか接続できない。(ソフトウェアの更新で回復)

  • A future blog post will provide a more thorough deep dive on this topic

Silicon security beyond Pluton

  • セキュリティは、Plutonを構成するシリコン実装にとどまらない。
  • 5コアによる多層防御。
  • A7コアはArmのTrust Zoneテクノロジーを利用している。
  • ファイアウォール、全てのリソースはSecure Worldにマップされている。
  • 一度設定されたマップはロックされます。