Azure Sphereの18.11がマイナーアップデート

Azure Sphere 18.11がマイナーアップデートされました。

azure.microsoft.com

リリースノートから、どんな変更点があったのか?確認したいと思います。

18.11,18.11.1,18.11.2リリースノート

リリースノートはこちらです。

docs.microsoft.com

18.11リリースノートを変更して、18.11.1と18.11.2が追加されています。

18.11.1と18.11.2が同時リリースってちょっとおかしくない?という感じですが、

  • SDKが、18.11 -> 18.11.1
  • (デバイスの)OSが、18.11 -> 18.11.2

ということで、OSの18.11.1は存在しないようです。

SDK 18.11.1 リリース

Private Ethernetの機能が追加されました。

これだけなので、この機能を使わないなら、SDKをアップデート不要です。

なお、SDK 18.11から18.11.1へアップデートは自動ではありません。SDK18.11.1をダウンロード、インストール操作してください。

OS 18.11.2 リリース

Azure SphereバイスWi-Fiに接続できない問題が解決されました。

OS 18.11から18.11.2はOTAで自動的にアップデートされます。更新は10分以内です。
18.11.2になると、azsphere device image list-installed --fullを実行して表示されるNW KernelのImage IDが44ed692e-ce49-4425-9aa6-952b84ce7b32になります。

感想

  • 通常、SDKのアップデートは不要でしょう。
  • OSのアップデートは、、、不要であっても、インターネットに接続していると勝手に更新しますねこれ。Wi-Fi接続できないのは稀にあったので大変嬉しい。
  • マイナーアップデートが出たことで、OSのアップデートの挙動を調べることが出来そう。後日、調べようと思う。