ARM-based Satellite Systems Design Workshopに参加しました
スイッチサイエンスマガジンで、面白そうなワークショップが。
教育者や学生向けのARM Cortex-M3プロセッサを使用したARMベースの超小型衛星システムの開発方法に関する一日ワークショップです。このワークショップでは、超小型衛星の命令・データ処理系(マイコンのプログラミング)、電源系(電力マネージメント)、通信系(衛星-地上局間通信)、センサ系等のサブシステム統合を通して、各サブシステムの役割・振る舞いやそれらがどのように一つの人工衛星として統合されていくのかを学びます。ワークショップの最後には、模擬超小型衛星と模擬地上局間の通信を実施します。
「各サブシステムの役割・振る舞いやそれらがどのように」に関心があり、遠方ではありましたが参加することにしました。
参加者は16名程度。 ほとんどの方が、〇〇の先生とか、〇〇の研究員とか。(汗
午前は講義で、午後は実習メインでした.
全体的に、午前や雑談の、テクニカルな話じゃないところが面白かった。 電波出すための許可を得るのが大変だとか、20~25年稼働したら止まる(破棄する)仕掛けが必要だとか。 夢がありますね。宇宙は。
一方、午後の実習は、mbedの使い方に始まり、AD変換とかUART通信とか、ちょっと物足りないものだった。
周りの参加者が、実習を楽しそうに/辛そうに取り組んでいたのが印象的でした。 まだまだマイコンって、ハードル高いんでしょうね。
ちなみに、こちらは本物の小型衛星プロジェクトで作られたプロトタイプ。 結構重かったです。
トレーニングキットの情報はこちらです。