【雑記】「RとKerasによるディープラーニング」が素晴らしい

コンピューティングのGPGPUの仕組みには興味あって、CUDAとかはチョイチョイ触っていたのですが、昨今、流行りの、カメラ+深層学習にはどうも興味が湧かなくて静観していました。

が、お仕事でJetson NanoとかCoral DevBoardとかを扱わなければならず、「深層学習マルデワカリマセン」では通用しないので、、、みなさんに追いつけるよう、機械学習と深層学習をちびちびとやり始めました。

しかし、マジ辛い。

深層学習の参考書を読み漁ってみると、パーセプトロンから始まって、多層、活性化関数、出力層と、、、聞きなれない用語と数式が多数。 数学はわりと好きな方なのですが、用語が多いのは辛い。選んだ本が悪いのか(オイオイ)と思い、他の参考書も見てみるが、どれもこれもだいたい似たような感じ。(オイオイオイ)

が、最近手に取った「RとKerasによるディープラーニング」が、俺が求めていたのはまさにこれだーーーーー!!!だったので、ブログ書くことにしました。

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MT3620開発ボードを有線イーサネット接続

久しぶりのAzure Sphere投稿です。

MT3620にはWi-Fi 2.4G/5Gが内蔵されているので、ネットワークにサクッと繋がるのですが、、、
展示会や勉強会でWi-Fi混雑していると、ネットワークに繋がらないことがあります。

展示物がただの置物になってしまうなんて、、、想像しただけでも怖いですよね。

そんなあなたに朗報が!

Azure Sphereの18.11で、Private Networkとして有線イーサネットが利用可能になり、
そして、19.05から、Wi-Fiの代わりに(Public Networkとして)有線イーサネットが利用可能になりました!!

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VSCode + Remote - SSHでRaspberry Pi開発

Visual Studio Code拡張のRemote Developmentの中の1つ、Remote - SSHが、知らぬ間にARM/ARM64に対応していたので、どんな感じで動くか試しました。

VSCode拡張 Remote Development

リモートマシンのフォルダ(ディレクトリ)やDockerコンテナを、都度ファイルコピーとかの操作をすることなく遠隔で表示、編集などをするための、VSCode拡張パックです。

marketplace.visualstudio.com

これはパックで、中身は3つのVSCode拡張が入っています。

  1. Remote - SSH
    物理/仮想のリモートマシンにSSHで接続して、ソースコードを表示、編集などをすることができます。
  2. Remote - Containers
    Dockerコンテナ (略
  3. Remote - WSL
    WSL(Windows Subsystem for Linux) (略

Remote DevelopmentできるLinux

リリース当初はx86_64しか対応していなかったと思うのですが、、、
なにげなくドキュメントを見ていたら、ARM/ARM64が追加されていました!!

code.visualstudio.com

f:id:matsujirushix:20190908192114p:plain

こりゃ、いいじゃん!
ってことで、試すことに。

いざ接続!

VSCodeを最新(1.38.0)にして、Remote - SSHが最新(0.46.0)になっていることを確認。

configをこんな感じに設定して、
f:id:matsujirushix:20190908193455p:plain

Remote ExplorerRaspberry Piに接続しようとすると、自動的にVSCode ServerをRaspberry Piにインストールされて、
f:id:matsujirushix:20190908202643p:plain

Raspberry Piのファイルを、母艦から編集できるようになりました。
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IntelliSense

何故か、IntelliSenseが機能しない。

VSCodeのExtensionsを見ると、SSH: RASPILOCALに分かれていて、LOCALのC# ExtensionにInstall in SSH: raspiの文字が。
f:id:matsujirushix:20190908204123p:plain

なんだろ、VSCode Server側にExtensionが入る必要があるのかな?

Install in SSH: raspiをクリックしてみたところ、SSH: RASPIのところにC# Extensionが追加された、
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けど、IntelliSense機能せずorz

Terminal

ターミナルは普通に動きます。
f:id:matsujirushix:20190908204816p:plain

Debugging

うーむ、launch.jsonをがんばって設定してみるが、動かん。
f:id:matsujirushix:20190908210216p:plain

Issue: Feature request: support Linux ARM

余談

言語がC#(NETCore)じゃなくてPythonだと、デバッグもできるみたい。(Scott Hanselmanのブログ)